手洗いをしっかりしよう!Japaaan

天皇陛下の普段のお食事は?意外と平凡だけど、食材は究極のオーガニック!

天皇陛下の普段のお食事は?意外と平凡だけど、食材は究極のオーガニック!:2ページ目

野菜、肉はほぼ御料牧場から!

〈野菜〉
農薬や化学肥料を使わないオーガニック栽培で、土づくりからこだわっており、馬糞を一年以上熟成させた堆肥を使っています。牧場には馬が43頭いるので、十分な量を確保できるとか。

また、土は「連作障害」といって同じ場所で同じ野菜を作り続けると、その野菜特有の病虫害が土壌に発生してしまうとか。例えばさつまいもの場合、さつまいもを作った後は翌シーズンまで麦やマリーゴールドなどを植えると、さつまいもに大敵の線虫の発生を防ぐことができるそうです。

御料牧場では連作をなるべくさけ、農薬を使わずに蒸気で土を消毒しているそうです。

〈肉〉
豚肉は放牧され、暑い日はシャワーを浴びることもできるそう。大量生産する養豚場では日が差さず暗く狭い豚舎で、農薬だらけの飼料を与えていることも。牛や豚は飼料により、その肉の味が変わることはよく知られていますね。

昭和30年代には魚が多く捕れたため、魚粉を多く与えた養豚場が増え、魚臭い豚が増えたそうですよ。

御料牧場では羊や鶏肉、牛も同じように放牧が基本です。

お米

御料牧場には水田がないので、お米は御用達の米屋が納入しているそう。文京区の小黒米店が御用達の一つで、日本列島の限られた水田で生産されたコメを厳選しています。

3ページ目 晩餐会や誕生日の献立は?

 

RELATED 関連する記事