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かわいい子犬で人気再熱!江戸時代の画家・長沢蘆雪「春の江戸絵画まつり 長沢蘆雪」展が開催

かわいい子犬で人気再熱!江戸時代の画家・長沢蘆雪「春の江戸絵画まつり 長沢蘆雪」展が開催

東京・府中の府中市美術館で、「春の江戸絵画まつり 長沢蘆雪」展が開催されます。

府中市美術館では毎年春に江戸絵画を中心とする展覧会を開催しており、このシリーズは今回で幕を下ろしますが、シリーズに欠かせなかった画家の一人が、江戸時代中期の画家、長沢蘆雪(ながさわろせつ)。

東京で64年ぶりの蘆雪展では、春の江戸絵画まつりで注目してきた蘆雪のさまざまな創作を振り返りつつ、「21世紀の蘆雪」が楽しめます。

芦雪は、明治36年(1903)の藤岡作太郎の『近世絵画史』では、ときにアイディアと構成力は応挙を上回ると評価され、大勢いる応挙の弟子の中で呉春とともに真っ先に挙げられながらも、「覇気」が溢れ出てしまい応挙のような落ち着きや深みがない、と書かれています。ところが、辻氏の本ではその「覇気」が逆に奇想として注目され、一躍、日本美術のスターの一人になりました。

そして21世紀。たくさんのキャラクターや動物が人気を集める時代にあって、蘆雪のもう一つの魅力が脚光を浴びるようになりました。それが「かわいい」です。

子犬や動物、子どもたちを描いた蘆雪の作品は、見ているだけで胸が苦しくなるほど、愛おしさに溢れています。きっと大昔から、人々は小さなものやかわいいものに心を寄せてきたことでしょう。蘆雪はそうした心を一枚の絵画の中に表現し、江戸時代きっての「かわいいもの描き」となったのです。蘆雪の根っこにある禅の思想や、命あるものを慈しむ仏教の教えも見逃せません。

「春の江戸絵画まつり 長沢蘆雪」は、2026年3月14日(土)〜2026年5月10日(日)の期間、府中市美術館で開催されます。

 
 

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