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「鎌倉殿の13人」最後に交わした兄・宗時との約束…第5回放送の振り返りと次回のポイント

「鎌倉殿の13人」最後に交わした兄・宗時との約束…第5回放送の振り返りと次回のポイント:2ページ目

石橋山で見事に惨敗

ところで不満と言えば、頼朝ですよあの態度……初戦の勝利に乗じて勢いをつけようと言うところへやれ18日は殺生がダメとか、いざ石橋山で敗れれば北条をボロッカス……。

時政「あいつぁ大将の器じゃねぇぞ」

確かに今まで調子よく担ぎ上げてきた北条一族に問題がないとは言い切れないものの、担がれた以上は肚をくくらねば総大将として失格です。

一方の大庭は兵力を恃みに余裕しゃくしゃく、景親を支えるのは頼朝を裏切った山内首藤経俊(演:山口馬木也)と初登場の梶原景時(演:中村獅童)。

景親は文武両道かつ同じ鎌倉一族の景時を頼りにしつつも、どこかとっつきにくく感じているようで、これが後に両者の袂を分かつ遠因となります。

さて、頼朝たちと合流するべく駆けつけた三浦一族ですが、大雨で丸子川(酒匂川)が氾濫、石橋山を目前にして立ち往生。

親友の時政を助けるべく焦る三浦義澄(演:佐藤B作)とは対照的に、アッサリ見捨てようと進言する三浦義村(演:山本耕史)。

状況次第でどっちにもいい顔をしようとする蝙蝠ぶりに不満を持ったのか、和田義盛(演:横田栄司)が近隣にある大庭一族の館を襲撃。これによって、大庭たちに敵対の意思を示してしまいました。

結局、三浦は来ない……何とか山中におびき寄せてゲリラ戦に持ち込もうと挑発を試みた時政でしたが、逆に挑発されて無謀な突撃を敢行。

背後からは伊東祐親の300騎が迫り、挟み撃ちにする予定が挟み撃ちにされてしまった頼朝たちは惨敗を喫します。

3ページ目 敗北の逆境に仲間割れ寸前

 

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