完璧男子のはずが…妻が妊娠出産するたびに浮気したトンデモ平安貴族・藤原兼家
次男誕生と同時進行で3人目を口説く!?
更に約1年後、今度は2人目の奥さんが妊娠し、男の赤ちゃんが生まれました。この2人目の奥さん、「蜻蛉日記」という手記を書き残しており、それによると、彼女は出産1ヶ月も経たないうちに、兼家の机の上でとんでもないものを見つけてしまいます。
それはなんと、3人目のターゲットである女性へのラブレターでした。2人目の奥さんが妊娠出産で身動きが取れない間に、兼家は3人目の妻と結婚してしまったのです。
結局7人と結婚した兼家
このような形で、兼家は合計7人もの女性と婚姻関係を結びました。平安時代では法には触れなかったものの、やはり二人目の奥さんの手記を見ると、夫が他の妻の元に通う事に対しての嫉妬と怒り、嘆きといったマイナスな感情が克明に綴られています。
法に触れなくても、他の奥さんが嫌だと感じた時点でそれはもう浮気なんじゃないかな、とモヤモヤしてしまいますよね・・・・・・。
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