美しすぎて使えないよ!手紙や郵便に関する浮世絵をデザインした特殊切手が発売へ
8月に開催される「日本国際切手展 2021」を記念した特殊切手「日本国際切手展 2021」が発売されることになりました。
その切手デザインが、浮世絵ファンにとってはたまらないものになっています。
これは美しいですね!
国際切手展は、近代郵便制度が発足してから100年目に当たる1971年を皮切りに、10年おきに開催されおており、「日本国際切手展 2021」は 6回目の開催となります。
浮世絵が描かれた記念切手のデザインをよく見てみると、実はすべて手紙および郵便が題材の浮世絵でまとめられているんです。そしてシート中央には日本国際切手展2021 シンボルマークを配置。
シンボルマークは、1991年11月15日発行の特殊切手「日本国際切手展’91」に採用された、歌川国貞画「当世美人合こしゃく娘(手紙を読む娘)」(郵政博物館 収蔵)を題材としています。
84円郵便切手(シール式)でこれほどの高クオリティのデザインが提供されるのは、なんとも嬉しいかぎり。シート単位(840円)での販売となります。
さらに日本郵便は、郵便創業150年を記念して、 「郵便創業 150 年切手帳(通常版)」および「郵便創業 150 年切手帳(特別版)」を発売。切手帳に収められている切手は、世界初の和紙シール切手用紙を使用したものです。
通常版は、特殊切手の代表作である「見返り 美人」と「月に雁」を題材に使用しています。
特別版は、日本国際切手展 2021 のシンボルマークに使用した「当世美人合こしゃく娘」と「横浜郵便局開業之 図」を題材に使用したものと、近代郵便制度を創設し、日本近代郵便の父と呼ばれている「前島密」を各 6 色で表現しています。シリアルナンバー入り。
特殊切手「日本国際切手展 2021」および「郵便創業 150 年切手帳」は、2021年8月25日(水)に発売されます。