皮革伝統工芸「文庫革」のブランド「大関」から夏限定の4柄が登場
皮革伝統工芸のブランド文庫屋「大関」から、2021年の夏限定柄 4柄が発売されます。
「大関」が販売する文庫革は、真っ白な牛革に、絵柄を型押しして、職人が一つ一つ筆で彩色を施します。彩色をした革に、漆を使い、真菰(まこも)という植物の粉を留める「錆入れ(さびいれ)」という技法で仕上げている、独特な工芸品です。
今年の夏限定柄は、4柄を、ロングセラーのがま口、長財布などをはじめ、名刺入れやメガネケースなど全12アイテムで展開。
金魚
琉金/らんちゅう/オランダ獅子頭/和金/蝶尾/出目金/青文魚の7種類の金魚を上から見たところを意匠化。金魚が誕生した当時は、鉢で飼育していたた為、もともと金魚は上から見て楽しむものでした。なので、文庫屋「大関」の金魚柄も、金魚が最も美しく見える上見(うわみ)の姿を描いています。
かき氷
大人になっても、たまに食べてみたくなるハワイアンブルーも、正統派の練乳宇治金時や、果実入りのいちごシロップは夏の定番です。文庫屋「大関」のかき氷は、よく見ると柄の中にはレトロな“かき氷機”もいます。
波残り
打ち寄せては引く波の跡が、砂浜に残っている様子。もともと「名残り」はこの字をあてていたそうです。そんな儚い夏の浜辺の思い出が柄になりました。洋装にも浴衣にもピッタリな夏の限定柄です。
貝殻の夢
大きなウロコ模様の中に、海の生き物や、海中の景色が隠れています。ヒトデ、ふじつぼ、イソギンチャクにワカメや昆布。ひょっこり隠れたお魚がチャームポイント。シャンパンゴールドの、控えめにキラキラとした彩色がアクセントになっています。
創業からの伝統技法で作る文庫革は、真っ白な牛革を使っているので夏でも爽やかな印象。型押しの凹凸感の手触りも楽しめます。
夏限定の4柄はネットショップで7月7日(水)夜6時より、実店舗(浅草店、銀座店、東京ソラマチ店)は7月8日(木)開店と同時発売となります。