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坂本龍馬の人生のターニングポイント?品川からほど近い立会川に龍馬像が建ってるわけ

坂本龍馬の人生のターニングポイント?品川からほど近い立会川に龍馬像が建ってるわけ:2ページ目

銅像だけじゃない。立会川近辺の龍馬ゆかりのスポット

現在は龍馬が警護にあたった土佐藩下屋敷は現存しておらず、眺めたであろう品川台場は撤去や埋め立てにより、一部が現存するのみ。

ゆかりの「何か」といえば、駅近くに建つ龍馬像だけかと感じてしまうかもしれないが、実はそんなこともない。

下屋敷の跡地である新浜川公園には、かつて邸内にあった西洋式の砲台が復元され、砲術を学んだ若き日の龍馬に想いを馳せることができる。

また、立会川駅から歩いて5分ほどの場所には、安政3年創業の「そば会席 立会川 吉田屋」がある。江戸時代には旧東海道に面した場所にあったため、街道を行き交うたくさんの旅人たちはもちろん、龍馬や山岡鉄舟も立ち寄り手打ちそばに舌鼓を打ったという。

余談だが、徳川慶喜に大政奉還を建白し、明治維新の先駆者として活躍した土佐藩15代藩主 山内容堂の墓所は隣駅の鮫洲にある。下屋敷のあるこの地を愛した容堂の遺言によるものだ。

龍馬が江戸で過ごしたのはたった1年ほどではあるが、この地で学び見聞きしたことの全てが人生のターニングポイントとなったことだろう。

 

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