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大悪天皇と呼ばれた「雄略天皇」の残虐ぶりがすさまじい。両目が飛び出るほどの恐怖…

大悪天皇と呼ばれた「雄略天皇」の残虐ぶりがすさまじい。両目が飛び出るほどの恐怖…

浮気相手を始末するときも容赦がない

天皇になった雄略天皇は、百済からやってきた池津媛を妃にしようとしていました。しかし、池津媛は石河楯という人物と密通していたことが発覚。身内にさえ残虐な殺し方をする雄略天皇が、浮気など許すはずがありません。

猪狩りをする雄略天皇(Wikipediaより)

浮気を知った雄略天皇を、日本書紀では「大怒」と描写しています。よほどの怒りだったのでしょうね。

百濟・池津媛、違天皇將幸、婬於石河楯。舊本云「石河股合首祖、楯。」天皇大怒、詔大伴室屋大連、使來目部、張夫婦四支於木、置假庪上、以火燒死。

※日本書紀より

雄略天皇は大伴室屋大連という部下に命じて、2人のもとに来目部を遣わせます。池津媛と石河楯は両手足を木に縛られたうえ、床に置いて焼き殺されたのです。

このように、残虐な行いが日本書紀や古事記に書かれている雄略天皇。すべてが史実だったのかどうかはわかりません。ですが、このようなエピソードが残っていることからも、気性の激しい性格だったのでしょうね。

参考サイト

 

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