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NHK大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」振り返り 自分たちのために金メダルをめざした東洋の魔女「いだてん」第45話振り返り

自分たちのために金メダルをめざした東洋の魔女「いだてん」第45話振り返り:2ページ目

誰のために戦うのか

45話にきてようやく、「自分のためにスポーツをする」女子が描かれます。

結婚適齢期を過ぎて、一番花の盛りの青春を犠牲にさせてまで選手たちにバレーを強制することはできないと訴える大松監督に、選手たちは「私たちは青春を犠牲にしてなんかいない」と叫びます。「今こそが青春だ」と。

とはいえ、ドラマで描かれている以上に、結婚適齢期にスポーツに身を捧げることには葛藤もあったようです。主将の河西昌枝さんは、せめてもの抵抗として爪を伸ばし、透明のマニキュアを塗って女性らしさを大切にしていたのだとか。監督に「爪を切れ」と言われても頑なに伸ばしていたそうです。

葛藤はあっても、最終的にはバレーを続けることを選んだ選手たち。きっと世間の後押しもあったのかもしれませんが、そのためだけに続けることを選んだのではないでしょう。彼女たちは自分ではない誰かのためにバレーをやっているつもりもないし、引き際を決めるのは自分自身。

今回、「いだてん紀行」では「東洋の魔女」の谷田絹子さんのインタビューが放送されました。他の誰のためでなく、自分のために金メダルをとったのだ、と。「人のためにできますか?」という問いかけで終わったのも印象的でした。

 

 

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