江戸時代〜明治時代に描かれた可愛い&恐ろしい鬼・妖怪たちまとめ
Japaaanが今まで紹介した江戸時代、明治時代に浮世絵や絵巻物に描かれた鬼や妖怪をまとめて一挙ご紹介します。
鬼と言っても、恐ろしい雰囲気で描かれたものからユーモアたっぷりに描かれた鬼、ゆるカワ風に描かれた鬼まで様々。
キモ可愛い!奇奇怪怪な妖怪を描いた江戸時代の絵巻「百怪図巻」
妖怪絵巻の中でも質の高い作品として評価されている「百怪図巻(ひゃっかいずかん)」。百怪図巻に描かれた妖怪は30体でどの作品も丁寧な仕事で質の高さがポイントです。
歌川国芳による浮世絵「化物忠臣蔵」がユーモアあり毒ありでオモシロい
忠臣蔵を化物・妖怪が演じているという設定の浮世絵作品。多種多様な化物・妖怪が忠臣蔵の全11段を演じている姿が国芳によって描かれました。
飲食の飢えに苦しむ餓鬼道の世界をショッキングに描いた絵巻物「餓鬼草紙」
仏教の世界観において天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の6つの世界を六道(ろくどう)と言われており、このうちの「餓鬼道」は、飲食の飢えに苦しみ満たされることのない世界とされています。
そんな厳しい「餓鬼道」の世界を描いたのが、今回紹介する「餓鬼草紙(がきぞうし)」です。
昔話の「鬼婆」は実在した?安達が原の鬼婆伝説に隠された悲しすぎる物語
こちらは絵画作品ではありませんが、”鬼”婆のとても興味深い伝説です。
鬼婆がなぜ人を襲っていたかを語っています。実は人の肝を食らうようになった、とても悲惨な理由があったのです。