京都を拠点に活動する男着物ブランド「和次元 滴や」。現在10周年記念でスペシャル企画を実施中で、Japaaanでも紹介させていただきました。

今回は関東近郊に在住の方に朗報です。和次元 滴や、東京に来ます！

2015年12月23日（水） 〜 2016年1月5日（火）の期間、「滴や10周年記念フェア 士揃ヱーSAMURAI ZOROEーデビュー」と題して新宿高島屋に出店されるそうです。

タイトルにある士揃ヱ（サムライゾロエ）とは、滴やが外国人や初めて袴を穿きたい人のために製作した袴、胴着、帯の３点セットで、すぐに本物の袴スタイルを楽しめるというもの。

士揃ヱに関してはYoutubeに着方が配信されています。

士揃ヱの他にはもちろん10th記念作品のマントなども登場するそう。自分の着物スタイルに実際に合わせてみてチェックする機会ができるのは嬉しいですね。都内近郊の方はこの機会を逃さないようご注意を。

和次元 滴や 10周年記念フェア Facebookイベントページ

そして10周年スペシャル企画のNo.8も発表となりました。No.8は滴やならではのパーカ。「なぜ着物にパーカ？」と思う方もいるでしょう。でもこれがまた大アリなのです。

筆者は寒い時期は長着の下に普通のパーカを着込むことはありますが、羽織ものがパーカになっているアイテムには出会ったことがありませんでした。これはスタイリングの幅が広がりますね。

Op.8-1 : Goodspeed Parka “Dubai”

旅するパーカ：風土ローブ ドバイ

最初の作品は、今までのどの作品よりも最新の素材を使用。シースルー、3D、そしてストレッチも効いてて、スポーツライクな印象。織り方の特性上、生地にハリがあってストレッチも効いているから、ほとんどシワは気にならないし型崩れも少ない。

Op.8-2 : Goodspeed Parka “Transylvania”

旅するパーカ：風土ローブ トランシルバニア

ワインレッドの背景の上にペインティングナイフで黒の絵の具を描きなぐった油絵のような紋様が広がっている。しっかりと織られた生地でハリがあるから、やや硬そうに見えるが、非常に軽く厚ぼったくも無い。

Op.8-3 : Goodspeed Parka “Ulanbator”

旅するパーカ：陣パーカ ウランバートル

表面の鮮やかさと裏ボアの柔らかさは、フェイクムートンの精巧を証明しているが、温かさはもちろんのこと、その素材感に比べて遥かに軽いことも、着心地の良さを証明している。フードとその内側のグレーのボアが、和服のシンプルな背中に心地よいインパクトを与え、衿周りにアクセントと加えてくれている

Op.8-4 : Goodspeed Parka “Kamchatka”

旅するパーカ：陣パーカ カムチャツカ

素材は精巧な作りで軽い着心地。大胆なフードと巻き毛のボアが、自然に人目を惹きつけてしまうサービス精神旺盛なパーカ。メンテナンスに気を遣いそうな素材に見えながら、安心して使えるのがポリエステルの良さである。

10周年スペシャル企画のNo.8は以下のページから詳しくチェックできます。

Opus.8 | Shizukuya 10th Anniversary Limited Collection | 和次元・滴や