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現代の笑いにも通じる、敷居の低い伝統芸能に触れる

現代の笑いにも通じる、敷居の低い伝統芸能に触れる

巷は桂三枝師匠が「桂文枝」六代目を襲名するニュースで賑わっていますね。
上方落語の大名跡であり、桂の源流とされる「桂文枝」が復活するのは五代目が亡くなって以来7年ぶりだそうで、先週ついに師匠が1966年に襲名して以来46年慣れ親しんだ「三枝」に別れを告げる襲名披露公演の幕が開きました!

「上方落語」は大阪、京都を中心とする地域で演じられる落語のことで、対して東京は「江戸落語」と呼ばれます。
そもそも「落語」って何のこと?何で落語って言うの?着物を着て、高座に上がって扇子を持って話をすること・・?まぁそうなんですが、「落語」とは、その字の通り「落とし(オチ、サゲ)」がある話芸のことを指します。近年は滑稽だけでなく人情話などを取り入れた題目もあるようですね。

現在のお笑い芸人さんの中でも勉強家の方は落語に傾倒している方も多く、いち個人としてもかなり興味はあるのですがいざ観に行きたい!と思ってもなかなか重い腰が上がらないですよね・・・有名な方の公演はやはり高いのかしら、とか、そもそもどこでやっているのかしら、とか。

先の桂文枝襲名公演は先週の大阪・なんばグランド花月を皮切りに、静岡、東京、福島・・・25年5月の福岡公演まで一年近くに渡り各地で開催されます。

三枝改メ六代桂文枝襲名披露公演日程表

気になるお値段はなんばグランド花月の土曜公演指定席で5,000円弱。伝統芸能に触れられると思うとそこまでお高くない気がしますね。
それでもちょっと迷ってしまう・・・という方には、なんとワンコインで寄席を楽しめる場所があるんです!毎週土曜夜に新宿末廣亭で開催される「深夜寄席」。予約もチケット購入も不要で、ふらりと立寄って楽しむことができるのも魅力です。

新宿末廣亭

顔ぶれを見ると笑福亭、柳家、林家、桂と各一門の若手が名を連ねています。また、落語四派(落語家団体、落語芸術協会、落語協会、立川流/円楽党)の若手がそれぞれ一人ずつ出演する競演会も開催されているようです!
ゴールデン街で一杯飲んでから一席、または一席楽しんでから眠らない街新宿へ・・そんな粋な週末の楽しみ方、いかがですか?

 

 

 

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