山梨県の高校で男子と女子が制服を交換着用。自分を見つめ直す目的
山梨県富士吉田市の県立富士北稜高校で男子と女子がそれぞれ制服を交換して過ごす「セクスチェンジ・デー」という催しをおこないました。男子はスカートで女子はズボン姿。
このセクスチェンジ・デーというものは「セックス」と「エクスチェンジ」の造語だそうで、男らしさや女らしさといったものから離れて改めて自分を見つめ直すという目的があるそう。
このセクスチェンジ・デーを企画したのは学校側ではなく生徒が提案し実現したというところがまた面白いところ。催しへの参加者はこの提案に賛同した生徒が参加したとのことですが、参加者の数は299人にもなったそうです。これは全校生徒の4割にあたります。
高校は学校それぞれに取り組みに特色がでてくるのでしょうが、こういった取り組みはなかなか聞いたことがありませんね。
最近ではトランスジェンダーに関する話題がメディアやニュースで以前よりも多く取り上げられるようになってきましたが、その側面を見ての企画ではないようですね。でもこういった企画はトランスジェンダーに関する問題を見つめ直す機会としても良いかもしれません。
via: 高校生が男女で制服交換 「らしさ」見つめる試み 山梨:朝日新聞デジタル