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鳥獣戯画は漫画の始まり

鳥獣戯画は漫画の始まり

日本の文化といった時、漫画やアニメはもはや欠かせないものではないでしょうか。
外国にも日本の漫画やアニメが大好きという方が多くいて、イベントなども大々的に開催されています。
もちろん日本国内でも大変な人気なのは言うまでもありません。

そんな日本の漫画の始まりが鳥獣戯画だと言われていることを知っていますか?
鳥獣戯画というと、歴史の教科書に出てきたのでなんとなく知っているという方も多いと思います。そんな歴史的なものが漫画の始まりだったなんて、ちょっと驚きですよね。

 

効果線・吹き出し、漫画と同じ表現技法が満載!

鳥獣戯画の絵をよくよく見てみると、早く動いているということを表すのにたくさんの線を引っ張っていたり、しゃべっているというのを表すのに口元から線を引いたりしています。
これらは現在でも漫画を描く時に使用されている効果です。鳥獣戯画の時代からこういった表現技法が発達してたというのは、日本人の漫画好きは根っからのものであるということなのかもしれません。

また、鳥獣戯画では巻物が進んでいくに従って時間が進んでいきます。これも現在の漫画と同じです。
漫画は同じ紙に同一人物がたくさん描かれます。私たちはそれを見た時に同時に同じ人物がそこにいると捉えるのではなく、それを時間の経過と捉えるのです。これと同じ捉え方を鳥獣戯画の頃にもしていたということになります。

現代まで大人気!鳥獣戯画

そんな鳥獣戯画は今もかわらず大人気!数々のグッズも作られていますし、人気漫画の中に登場することもしばしばです。
そんな鳥獣戯画は、平安時代末期から鎌倉時代前期にかけて鳥羽僧正覚猷(とばそうじょうかくゆう)によって描かれたと言われています。

仏教と俗世の風刺画として描かれていて、擬人化された動物たちが生き生きと描かれています。
中でも印象的な動物が兎と蛙です。
それぞれの動物に個性があり、兎はお調子者・蛙は熱血漢として描かれています。

動物たちに人間の真似をさせることで、ユーモラスに風刺する。そんな様子が魅力的な鳥獣戯画は京都の高山寺に保管されており、拝観料を支払えば見ることもできるようです。
漫画を通してみれば、歴史も面白く学べるかもしれません。

 

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