どこかユルい…がそこがいい!江戸時代の禅僧「白隠」の描いた禅画まとめ15選
白隠 慧鶴(はくいん えかく 1686-1769)は江戸中期の禅僧。禅の教えを絵で描き、多数の作品を残したことでも知られています。
白隠の作品といえば達磨を描いた作品が比較的有名のようですが、今回は白隠が描いた禅画の中でも特にユニークで、さらにゆるくてかわいらしい作品を中心にまとめてみました。
禅画といえば以前Japaaanで紹介した、江戸時代の僧侶であり絵師でもあった仙厓義梵(せんがい ぎぼん)のゆるふわ禅画もぶっ飛んでますので合わせてぜひご覧ください。
布袋解開
ちょっとやらしい笑い方の布袋様。神様なのに妙に世俗的なお顔です。
出典:『白隠展 HAKUIN 禅画に込めたメッセージ@Bunkamura』なのだ - どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ
達磨図(白隠慧鶴筆)
水面に映る月に手を伸ばす猿
いくら手を伸ばしても届かないよ。長く長ーい手のおさるさん。これもゆるくてかわいいですね。伊藤若冲も同様のシチュエーションのテナガザルを描いていますが、こちらもかなりのゆるふわ具合です。
出典:Collectrium | Monkey Reaching for the Reflection of the Moon: Images