- No.47フィクションのような、本当の歴史のはなし「いだてん」最終話 振り返り
- No.46雨を吹き飛ばした晴天の開会式、ブルーインパルスの五輪は?「いだてん」第46話振り返りと最終回予習
- No.45自分たちのために金メダルをめざした東洋の魔女「いだてん」第45話振り返り
シマの思いは日本人女性初の五輪メダリスト人見絹枝につながり……「いだてん」第24話振り返り
「いだてん」第24話「種まく人」が放送されました。
関東大震災後、四三たちは災害をどうのりこえていったのか。増野がシマを見つけるために開いてほしいといった復興運動会、結局シマの姿はありませんでした。四三や増野がシマとの別れをどう受け止めるかも24話のテーマのひとつだったと思います。
そんな二人のもとに現れたのが、岡山からやってきた人見絹枝でした。
人見絹枝と金栗四三の接点は
日本のマラソンの先駆者が金栗四三であるなら、人見絹枝は女性陸上の先駆者です。ドラマのように史実でもつながりがあったのでは、思わせますが、実はそのあたりのことがはっきりしません。
人見絹枝は地元の岡山県立岡山高等女学校を出て、二階堂体操塾(現・日本女子体育大学)に入ります。
幼いころから活発でスポーツ万能であった絹枝は、周囲の後押しでスポーツの道に進むことを決めたのです。その反面、彼女は文学を愛し、そちらの道に進みたいとも考えていたようです。そのあたりは師にあたる二階堂トクヨと似た背景を持っていたようですね。
このあと、彼女はアムステルダムオリンピックに日本人女性として初出場し、初のメダル(銀)を獲得することになります。
さて、絹枝は二階堂トクヨから直接指導を受けていますが、金栗四三と関りがあったのか、そのあたりのことがよくわかりません。
ページ: 1 2
バックナンバー
- No.47フィクションのような、本当の歴史のはなし「いだてん」最終話 振り返り
- No.46雨を吹き飛ばした晴天の開会式、ブルーインパルスの五輪は?「いだてん」第46話振り返りと最終回予習
- No.45自分たちのために金メダルをめざした東洋の魔女「いだてん」第45話振り返り
- No.44悲劇と喜劇は紙一重。失敗の物語には落語が必要だった「いだてん」第44話振り返り
- No.43日の丸の色を決定した人物?旗章学者【吹浦忠正】実はドラマ内の国旗考証も担当「いだてん」第43話振り返り