相撲の四股名に文字数の制限は特にない?では、最も長い四股名の力士って誰なの?:3ページ目
音数の多さは部屋伝統の漢字1字+本名なら無限大!?
しかし千代の富士は、四股名の読みの音数で言えば「ふたばやま」「きたのうみ」などと同じ5音のため、それほど長くはありません。
音数が長い力士として現在最もよく知られているのは、拗音も1字と数えると8文字になる「朝青龍(あさしょうりゅう)」です。
力士が入門して最初に名乗る四股名は「本名+その部屋伝統の漢字1字」などが多いため、本名の長い力士が入門した場合「琴鹿苑寺(ことろくおんじ)」「琴武者小路(ことむしゃのこうじ)」「貴周防原(たかすおうはら)」など、音数がとても多くなる可能性があります。
ただし実際には、あまりにも長い四股名や舌を噛みそうな四股名をつけてしまうと呼び出しさんや行司さんを困らせることになりかねませんので、そこは親方と本人が相談して決めるようですね。
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