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異界から現実へ…妖怪とヒトの境界に着目した展覧会「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ 」開催

異界から現実へ…妖怪とヒトの境界に着目した展覧会「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ 」開催

はい、妖怪好きさん注目!7月から、「妖怪」と「ヒト」の境界線に着目した興味深い展覧会「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ 」が開催されます。

7月6日(土)から川崎市市民ミュージアムで開催される「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ 」は、江戸時代に妖怪画の絵師として活躍した鳥山石燕の画図百鬼夜行を始めとする、妖怪関連資料が一堂に展示される企画展。

《寛永年中豊後肥田ニテ捕候水虎之図》江戸時代

妖怪は、古代から科学では説明できない現象を引き起こし、人々に恐れられてきた存在ですが、江戸時代に入ると妖怪は絵画作品のモチーフとして描かれることが増え、ユーモラスな存在としても人々の暮らしに溶け込んでいきます。

鳥山石燕『画図百鬼夜行』
1776(安永5)年 紙本木版墨摺

現代では、水木しげるさんによる妖怪漫画によって、妖怪はより親しまれる存在になり、妖怪は今でもアニメや漫画などでは人気のテーマですよね。

本展では、近世から近代にかけて人々が抱いた恐怖や畏怖の対象が、妖怪から人間、ファンタジー<異界>からリアル<現実>になっていく様子を、妖怪とヒトの境界線に注目して紹介されます。

河鍋暁斎《龍宮魚勝戦》1868(明治元)年 大判錦絵三枚続

小林清親《平壌攻撃電氣使用之圖》1894(明治27)年 大判錦絵三枚続

妖怪の怖さだけではなく、日清・日露戦争などが始まった激動の時代を記録する戦争錦絵を展示しながら”ヒトの怖さ”にもフォーカスする点は、これまでの妖怪がテーマの展覧会にはあまりなかった事かもしれません。

怪談作家・木原浩勝さんが所蔵する、妖怪「件(くだん)」のミイラも特別出品されるそうなので、こちらも注目です。

企画展「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ」は、2019 年 7 月 6 日(土)~9 月 23 日(月・祝)の期間、川崎市市民ミュージアムで開催されます。

妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ

  • 会期 2019 年 7 月 6 日(土)~9 月 23 日(月・祝)
  • 休 館 日 毎週月曜日(ただし 7 月 15 日、8 月 12 日、9 月 16 日、9 月 23 日は開館)、7 月 16 日(火)、8 月 13 日(火)、9 月 17 日(火)
  • 開館時間 9:30~17:00(入場は閉館の 30 分前まで)※夏休み期間の土曜日(7 月 20 日・27 日・8 月 3 日・10 日・17 日)は 19:00 まで開館延長(入場は閉館の 30 分前まで)
  • 会 場 川崎市市民ミュージアム 企画展示室 2
  • 観 覧 料 一般 200(160)円、65 歳以上・大高生 150(120)円、中学生以下無料※()内は 20 名以上の団体料金。 ※障害者手帳等をお持ちの方およびその介護者は無料。
 

川崎市市民ミュージアム

 

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