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枯れた野原をただただ鑑賞?江戸っ子が好んだ究極のオトナの遊び「枯野見」とは?

枯れた野原をただただ鑑賞?江戸っ子が好んだ究極のオトナの遊び「枯野見」とは?

皆さん、遊ぶのは好きですか?

筆者も好きでよく遊ぶのですが、他人様を誘うと、なぜか少なからぬ方から「カネがない」という答えが返ってきます。

いやいや、お前さんに声をかけたのは遊びの誘いであって、別に酒代の無心じゃないんだよ。

で?遊ぶのか遊ばねぇのかどっちなんだ。こちとら遊ぶのに忙しいんだから早くしておくれ……すると奴さん、ここへ来てようやく「遊びたいけど、カネがない」なんて弱音が出てきます。

歌川豊国「たばこや源七実ハ坂田の蔵人 沢村宗十郎」文化九1812年

けっ、何言ってやんでえ。カネがねぇから遊べねぇなんぞと芸のねぇ……そもそもカネがなきゃ出来ないようなのは遊びの風上にもおけねぇ、ガキの道楽ってモンです。

大人が「遊ぶ」と言えば、必要なのは知恵とセンスとインスピレーション、それらをひっくるめたユーモア、つまり「遊び心」に尽きます。

……というわけで、今回は遊びにかけては天下逸品の江戸っ子たちが好んだ遊びの中から、特に遊び心が求められた「枯野見(かれのみ)」を紹介したいと思います。

2ページ目 枯れた野原を鑑賞する遊び、それが枯野見

 

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