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神社に勤めるにはどうしたらいいの?そして神職には階位、身分、職階の三つのランクがある

神社に勤めるにはどうしたらいいの?そして神職には階位、身分、職階の三つのランクがある

身分

身分は6級あり、「権禰宜以上の職階」と「階位」を有している人に与えられます。ちなみに身分に応じて袴の色が変わります。

・特級・・・神社本庁統理、神宮の大宮司及び表彰規定第二条第二号の表彰を受けた者
・一級・・・神宮小宮司、表彰規定第二条第一号の表彰を受けた者、及び浄階で身分選考委員会を経た者
・二級上・・・神宮禰宜、別表神社の宮司・権宮司及び二級神職で身分選考委員会の選考を経た者
・二級・・・神宮禰宜、別表神社の宮司・権宮司及び三級神職で身分選考委員会の選考を経た者
・三級・・・神宮権禰宜または宮掌及び権正階以上の階位を有する者
・四級・・・そのほかの神職

〈袴の色〉
・特級・・・白袴に白地の紋(固織有紋)
・一級・・・紫の袴に白地の紋(固織有紋)
・二級上・・・紫の袴に薄紫の紋(紫固織文藤の丸共緯)
・二級・・・紫色の袴(紫平絹無紋)
・三級、四級・・・浅黄色の袴(浅黄平絹無紋)

要するに一級以上は紋付き袴ということですね。
私たちが普段接するのは三級以下の神職の方が多いようです。浅黄色は鮮やかな水色のような色です。この袴をつけて作業している神職の方をよく見かけるのではないでしょうか。

 

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