具足、甲冑、胴丸など…みんな「鎧-よろい」なんだけど、それぞれの違いって何?:3ページ目
小具足(こぐそく)&大具足(おおぐそく)
付属品の中でも籠手(こて)や脛当(すねあて)、脇楯(わいだて)と言った身体につける装備一式を「小具足(こぐそく)」と言い、薙刀(なぎなた)や弓箭(ゆみや)などの武具一揃いを「大具足(おおぐそく)」と言います。
腹当(はらあて)&腹巻(はらまき)
鎧の中でも最もシンプルなタイプで、文字通り腹部を中心に防護します。
混同されることが多い両者ですが、あえて厳密に分類するなら、胴体の前半分までを防護するのが腹当で、背中までぐるっと巻いて防護するのが腹巻となります。