今年はなにどし?イノシシ(亥)は間違いではないけど実はそれでは不十分:2ページ目
甲(こう、きのえ)/乙(おつ、きのと)
「木の兄(え。陽性)」だから甲(きのえ)、反対に「木の弟(と。陰性)」だから乙(きのと)です。
よく「甲乙(こうおつ)つけがたい」なんて言いますが、ここから来ています。
木が互いに摩擦すると、やがて「火」が生じます。
丙(へい、ひのえ)/丁(てい、ひのと)
「火の兄」が丙(ひのえ)で、「火の弟」が丁(ひのと)。
かつて「丙午(ひのえうま)の年に生まれた女の子は気性が激しく、夫の寿命を縮める」という俗信から、その丙午に当たる昭和41年(西暦1966年)には子供の出生が少なかったことをご記憶の方も多いのではないでしょうか。
木が火で燃えると灰になり、やがて「土」に還っていきます。