黒澤明「羅生門」がなんとスピルバーグ率いる制作会社によってアメリカでテレビドラマ化!
黒澤明監督の代表作である映画「羅生門」が、アメリカのAmblin Television(アンブリン テレビジョン)による制作のもとテレビドラマ化されると、アメリカの複数メディアが報じています。Amblin Televisionはスティーブン・スピルバーグが率いる制作会社です。
映画「羅生門」は、芥川龍之介の同名の短編小説を原作とした映画で、1950年に公開されました。主演は三船敏郎。日本のみならず海外でも高い評価を受け、黒澤明監督が世界的に評価されるきっかけの作品でもあります。
ドラマ版では、ひとつの事件を複数の登場人物の異なる視点から語られるストーリーになるそうで、映画「羅生門」のもうひとつの原作である芥川龍之介の「藪の中」の構成で描かれるようです。この構成は海外では”羅生門スタイル”とも言われているそう。
ドラマ版「羅生門」は10話で構成され、放送局や配信サイト、放送日はまだ明らかになっていません。オフィシャルからの続報を待ちましょう!
via: Rashomon TV Show In Development at Amblin | IndieWire