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日本人独自の発想「酔っ払い=頭ネクタイ」を最初に始めたの誰なんだ問題

日本人独自の発想「酔っ払い=頭ネクタイ」を最初に始めたの誰なんだ問題:2ページ目

歌舞伎や浄瑠璃の鉢巻結びから広まった

もう一つの説に、歌舞伎の「病鉢巻」「喧嘩結び」から広まったとする説があります。「病鉢巻」とはかつて日本人の間にあった風習で、病人または病的状態にある人が紫縮緬で左側のこめかみのところに結びを作った鉢巻です。

紫色は高貴な色であることから、古来から魔除けの効果があるとされたこと、また染料につかわれた生薬の紫根草の根に、解熱や解毒のとしての効果が期待され、これを巻くことによって病状を和らげることができると考えれていたことようです。

また、病鉢巻は左巻きですが、これを右に結ぶと「喧嘩巻き」といって、病気を表すための演出ではなく、みなぎるパワーと健康、喧嘩に強い男っぷりの良い「若衆のしるし」となります。

「頭ネクタイ」の姿は、このような結び方がそれが歌舞伎や浄瑠璃の世界でも取り入れられ、日本人の中にも定着していったようです。

以上、「頭ネクタイ」に関する二つの有力な説について紹介させていただきました。他にもまだまだルーツや理由がありそうです。

この他にも説を知っている方がいたらぜひ教えてください!

 

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