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江戸時代の男たちの性欲事情。回数セーブする者いれば、初夜に怒涛の18回を記録する神も!:2ページ目
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儒者の平沢旭山は5月の回数が少ない?
儒者の平沢旭山は「辛丑目録」という日記に性交の記録をつけていました。1月8回、2月8回、3月6回、4月8回、5月2回…、と5月の回数が少ないのに注目!
当時は、「5月は湿気の多い月で「毒月」だから、君子は射精を控え早寝早起きを心がけるべき」と言われていたこと、儒者の太宰純から贈られた枕の底に「5月15日に交合すると男女とともに祟られるであろう」と刻まれていたこともあり、5月は控えたようです。このように健康への影響を考えて、性交回数を制限する人は多かったようです。
医師・天公法現は妻との初夜に怒涛の18回!
もちろん、性欲にまかせて大いに奮い立たせる人も、やはり健在でした!「藤岡屋日記」によると、天公法現という医師は、あまりに性欲が強くて妻に傷を負わせてしまったほど。妻を迎えて、翌日の夜にかけて、なんと18回も!!
初夜といえど、さすがにそれは多すぎでは…と思った人は、きっと多いはず。実際に新婦の陰部は腫れてしまったそう。その先の新婚生活も、ずっとそのペースだったのか気になりますね…。
性交も健康も大事…となると、回数を少なくして、その分一回一回を思いっきり満喫していたのでしょう。それにしても、あまりに極端だと、相手の女性も大変!何事も、ほどほどが一番ですね。
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