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江戸時代の写実番長!幕臣で学者、毛利梅園のズバ抜けた観察眼で描いた「梅園画譜」

幕臣で学者・毛利梅園のズバ抜けた観察眼で描いた「梅園画譜」

江戸時代、幕臣で書院番を努めていた本草学者 毛利梅園(もうり ばいえん)。彼は生涯で数多くの写生図譜を残した人物で、魚の写生をまとめた梅園魚譜、草木の写生をまとめた梅園草木花譜、鳥類の写生をまとめた梅園禽譜などの作品があります。毛利梅園が制作した写生図譜は総称して「梅園画譜」と呼ばれています。

当時は、他の絵師や学者らが描いたものを模写した博物図譜が多く出回っていましたが、毛利梅園は実写で描くことにこだわりがあったようで、彼の作品の大半は実写作品なんだそう。

写生でいえば坂本浩然の「桜花譜」もおすすめです。

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絵師ではないにもかかわらずその繊細で正確な筆使いは素晴らしく、写実性に長けた彼の作品は博物図譜という枠には収まらず芸術の領域にまで到達しているように思えます。

そんな毛利梅園の名が知られるようになったのはリアルタイムではなく、実は明治時代以降。彼の生前に著書が刊行されることはありませんでした。「梅園画譜」が江戸時代の世にもっと広まっていたら、当時の博物学の発展も早まっていたのかな?なんて思ってもみたり。

現在、梅園画譜は国立国会図書館に所蔵されており、誰でも閲覧できるようになっています。今回は梅園画譜の中からいくつか紹介します。

毛利梅園「梅園画譜」を見る

 
 

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