「酒粕の甘酒」と「米麹の甘酒」を飲み比べてみた!成分の違いは?味や口当たりの違いは?
ご存知の方もいるかもしれませんが、健康効果が注目されている甘酒には、原料が酒粕のものと、米麹のものの2種類があります。米麹の甘酒はお子さんや妊娠中の方も飲むことができますが、酒粕の甘酒には1%以下と微量ながらもアルコール分が含まれているため、お子さんやお酒の弱い方、車を運転する方などは注意が必要です。
しかしこの2つ、見た目は「いったいどこが違うの?」というくらいよく似ています。今回は筆者が、代表的な甘酒のメーカーであるメロディアンの酒粕と米麹の甘酒を飲み比べ、違いを検証してみました。
まずは成分表示を比べてみた
この2つの甘酒は、原材料や含まれている成分に大きな違いがあります。酒粕の甘酒は「砂糖、酒粕、澱粉、食塩」から作られており、品名の「甘酒」の横には「アルコール分1%未満」という表記があります。
一方の米麹の甘酒の原材料には「米麹加工品(米、米麹、食塩)、砂糖、酒粕、澱粉、食塩/安定剤(増粘多糖類)、香料」と記載されており、酒粕も原材料に含まれているものの「アルコール分◯%」という記載がありません。
そして表面には「ノンアルコール」の文字があります。
容器を見ただけで、どちらが原料の甘酒かがはっきり分かるように工夫されているのが分かります。
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