覚えているでしょうか?5月にタカラトミーの人気の鉄道玩具「プラレール」から発表された、日本の伝統工芸を融合させた車両「伝統工芸×プラレール」を。
伝統工芸×プラレール!江戸切子や寄木細工など職人技が詰まったプラレールが公開
子供の頃、プラレール車両をたくさん持ってる友達が羨ましかった…。現在でも多くの子供たちを虜にしている鉄道玩具「プラレール」。青いレールを自由に組んで、そのレール上で車両を走らせることができるおもちゃで…
発表された「伝統工芸×プラレール」では、江戸切子、箱根寄木細工、京都竹工芸、漆塗りという4つの伝統工芸を採用した車両で、そのうち、漆塗りの車両を除く3車両は、車両外観も公開され、東京おもちゃショーでも展示されました。
そしてこのほど、4つ目の漆芸(漆塗り)のプラレールが完成し、その姿が公開されました。
おぉ!これは実に色っぽいですね!子供用の玩具として発売されているプラレールではありますが、この車両は大人でも惚れ惚れとしてしまうデザイン、そしてフォルム。
「伝統工芸×プラレール」シリーズは、タカラトミーが考える、おもちゃづくりに不可欠な”日本ならではの職人魂や繊細さ”を表現するために制作されたもので、この漆芸プラレールにもその思いが込められています。
漆芸プラレールの作者は、漆芸作家の 室瀬祐(むろせたすく)氏。デザインは、日本の夏を代表する花である朝顔を、夜空を彩る花火に見立てた丸紋にデザインし、蒔絵で表現しています。間を意識してちりばめられた朝顔紋の鮮やかな金と、漆の深い黒のコントラストが見どころとのこと。
ここまで美しいプラレールですから実際に目の前でじっくり眺めてみたいと思うわけですが、少し先になりますが2018年1月1日(月・祝)~8日(月・祝)の期間、大阪南港ATCホールで開催される「プラレール博 in OSAKA」で展示が予定されています。ちなみに漆芸プラレールを販売する予定はないそうです。