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起床の合図が面白い!江戸時代の将軍の生活は自由時間がほとんどなく大忙し:2ページ目
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やるべきことはたくさん!
そして、将軍は中奥に戻って普段着に着替え、午前10時頃から文武の修業時間です。剣術や弓術、儒教・歴史の講義が終わったら、昼食の合図はやっぱり「モウ」。事前に、御前奉公が味見をしています。昼食後は、のんびりと…はできず、公務がおまちかねです。御側御用取次が書類を読み上げるのを聞いて、指示・決済をします。
政務が無事に終われば、ようやく1時間ほど自由時間になるのですが、この政務は2~3時間で終わればいいくらい。ごくわずかな自由時間には、御小姓とおしゃべりをしたり読書を楽しみます。
夕方の入浴後は、またまた「モウ」の合図で夕食です。中奥で食べることもあれば、大奥で食べるときも。食事は柔らかいものばかりで、二の膳やお酒がつくこともあります。大奥で就寝するときは宵の内に伝達して、夜五つ(午後8時頃)に大奥入り。
午後9時には、就寝。もちろん、このときも「モウ」が合図です。1日の大半を中奥で過ごし、政務やら文武に務め、タイムスケジュールも決まっているので、将軍も大変。時間を気にせず1人で気ままにお出かけ、なんていう生活に憧れていたのかもしれませんね。
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