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そうだったの?江戸時代 クーラーも扇風機すらもない江戸時代、どうやって暑い夏をのりきっていたの?

クーラーも扇風機すらもない江戸時代、どうやって暑い夏をのりきっていたの?:2ページ目

夏の食べ物といえば?

夏にちなんだ食べ物だったら、西瓜や桃などの水菓子売り、冷や水売り、ところてん売りなど。当時の冷や水はお椀の水に白玉と砂糖を入れていたので、白玉水売りという別名もあったとか。

ユニークな物売りでは、定斎屋(じょうさいや)なんていうものも。これは、暑気除けの腹薬売りのことです。そして彼らは日除け傘を被ることなく、日向ばかり歩いていたんだとか。この薬を飲んでいれば、どんなに暑くてもへこたれることもないですよという、デモンストレーションだったのでしょう。

五感をフルに活用して涼んでいた江戸っ子たちは、暑い夏を楽しむために様々な工夫を凝らしていました。当時より数度は気温が上昇しているといわれる現代でも、江戸時代の知恵を取り入れながら夏を楽しみたいですね。

参考文献:

 

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