AKIRAの大友克洋が江戸の火事を描いた最新アニメ「火要鎮」がスゴ!
漫画AKIRAを代表作とする大友克洋監督の最新短編アニメ「火要鎮」(ひのようじん)の予告編ムービーが、Youtubeにて公開されていました。
火要鎮は18世紀中頃の江戸時代の大火事を舞台とした作品で、伝統的な日本画の雰囲気が映像の中にふんだんに取り入れられています。
予告編という事で約50秒のムービーとなっていますが、確実に素晴らしさは伝わってきます!大友克洋ファンならずとも公開が待ち遠しくなること間違いなしです。
火要鎮は第16回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門で対象を受賞した作品で、12分43秒の短編アニメとなっています。
18世紀中頃の江戸の町。商家の娘「お若」と幼馴染の「松吉」。惹かれあう2人であったが、松吉は家を勘当され町火消しとして生きる。そんな最中、お若の縁談の話が進み始めた。松吉への思いを忘れられない彼女の狂った情念からの行動は、大火事を引き起こし江戸の町を焼き尽くす。その大火のなかで再びめぐり合う2人。巨大都市江戸の大火を舞台としたスペクタクル。
予告編を見てみると内容は八百屋お七をモチーフにしているみたいですね。
火要鎮はSHORT PEACE(ショートピース)というオムニバスプロジェクトの一作品として劇場公開を予定しているそうです。劇場公開予定日はまだ発表されていません。
作画アニメーションと3DCGが見事に融合された迫力ある作品。これは劇場で見ないわけにはいきません。
大友克洋監督の短編アニメと言うと、個人的にはMEMORIESの大砲の街が非常に思い出に残っていますが、今回の火要鎮も非常に公開が待ち遠しいですね。