その眼差しの虜!凛とした女性の美しい姿に魅せられる、中原亜梨沙さんのステキ作品
中原亜梨沙さんという画家をご存知でしょうか?
中原さんは女性と花を主に描かれている日本画家さん。日本画といっても一般的にイメージする日本画における美人画とは一線を画す独特の世界観を持った作品の数々。
今回は中原さんの作品をみなさんにご紹介します。ぜひみなさんに知ってもらいたい!本当に魅力的な作品なんです!
どうですか!とにかく素敵な女性なのです。
描かれる女性のまっすぐと何かを見据えた表情がとても印象的で、その女性と目を合わせてしまうと、こちらが目を逸らすのをためらってしまうようなとても不思議な感覚を覚えます。
画材には岩絵具、水干絵具、墨などを使用し、日本画のテイストを感じながらも作品の中に描かれる装飾の鮮やかさや、様々な年代のデザインを取り入れたスタイリング・センスはまさに中原さんの真骨頂ではないでしょうか。
ファッション誌を眺めている時と似たような楽しみも感じつつ、描かれる女性への興味はどんどんと大きくなっていくんです。いわゆる"惚れて"しまうわけです。
中原さんの作品の大きなテーマは「生きているとは何か」。意識や心はどこにあるのか。自らの問いを道しるべとし、限りある時の中で旅を続けていければと話します。どんな道のりでもそこに広がる景色が美しいものであって欲しいと願うと同時に、その時感じた風を次への一歩につなげたいという想いで描かれています。
嬉しいことに、2016年12月20日(火)には学生時代の作品から最新作まで約90点が掲載された作品集「中原亜梨沙画集 ゆうなれば花」も発売となります。作品集の中では人気イラストレーター中村佑介さんとの特別対談も収録されていますよ。
ぜひ中原さんの作品をチェックしてみてください!
中原亜梨沙 経歴
1984年:沖縄県生まれ
2009年:東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2011年:東京藝術大学大学院美術研究科修士課程日本画専攻修了
2015年:ART TAIPEI 2015 台北世界貿易センター。中原亜梨沙 日本画展 -ともに歩む道- 伊勢丹浦和店
2016年:アートフェア東京2016 東京国際フォーラム 秋華洞。中原亜梨沙 日本画展 -ゆうなれば花- 東武百貨店池袋店