先日、2016年の流行語大賞が発表となり、「神ってる」が年間大賞を受賞しました。
年間大賞は【神ってる】2016年ユーキャン新語・流行語大賞が発表
続いて、辞書の三省堂・辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2016」のトップ10が、2016年12月3日に発表されました。
「今年の新語」は、これから辞書に載るかもしれない、この年を代表する日本語を選ぶ、今年2回めとなるイベント。候補となるのは、世の中に今年特に広まったと感じられる言葉、自分自身や周囲でよく使うようになった言葉、流行語や時事用語など。『新語』ですが、今年発生したかどうかは問いません。2016年によく見聞きされた言葉が対象となります。
昨年と同じく、2016年「よく見た」「よく聞いた」言葉をTwitterと応募フォームで募集したところ、2016年9月1日〜11月30日の応募期間に、応募総数はのべ2,834語(異なり1,182語)となりました。1回目の2015年の応募総数は、667語(異なり435語)で、2016年は前年比約4倍と一気にに増加。注目度も急上昇しています。昨年と同様、応募された投稿をもとに、辞書編纂のプロである選考委員が厳正に審査を行い「今年の新語2016」が決定しました。
昨年の大賞は「じわる」でしたが、2016年のベスト10+選外3語は!
1位は「ほぼほぼ」でした。使ってますか?「ほぼほぼ」。ここ数年で耳にすることがぐっと増えた印象の言葉ですね。1位以外、2位から10位までの言葉全て、外来語が関連しているのも、時代をよく表しています。
大賞の「ほぼほぼ」には、国語辞典を代表する3冊の辞書風の解説付き。また、「ほぼほぼ」以下、選ばれたという言葉それぞれについて深く掘り下げられている選評が、とっても深いのでぜひじっくりお読みください。
いやー、日本語って本当におもしろいですね。流行語大賞を獲得した「神ってる」は選外でした。辞書掲載の可能性を持つ新語としては、やや力不足だったようです。