【豊臣兄弟!】あさひ急死の裏で強行…秀吉が徳川へ送った「第二の身代わり」6歳の幼子・小姫の儚い生涯:2ページ目
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神様として大坂城内に祀られる
なお小姫の死後しばらく経った文禄2年(1593年)4月に、若政所(わかまんどころ。豊臣秀次妻)が霊障に悩まされたそうです。
そこで神道家の吉田兼見(よしだ かねみ)に相談したところ「ちょうど北政所様から『小姫君を神としてお祀りしてはどうか』と依頼を受けたところである」と回答しました。
そこで大坂城内に霊社が造営されたそうですが、果たして若政所を悩ませていた霊障は収まったのでしょうか。
ちなみに若政所はいわゆる秀次事件(文禄4・1595年7月15日)の直前に亡くなったとも、助命されて慶長6年(1601年)8月20日まで生きたとも言われています。
豊臣小姫・人物データ
生没:天正13年(1585年)?生~天正19年(1591年)7月9日没
両親:織田信雄/生母不詳
養親:豊臣秀吉/北政所
伴侶:徳川秀忠(婚約者か)
戒名:甘棠院殿桂林宗香禅定尼
祭神:大坂城内の霊社
年表:
- 天正13年(1585年)ごろ 誕生
- 天正15年(1587年) 秀吉の養女に
- 天正18年(1590年)
1月14日 あさひが亡くなるが、その死を秘される
1月21日 小姫と長丸の祝言(婚約式か)
1月23日 あさひの死が公表される
7月13日 実父・織田信雄が改易されるが養子縁組は継続 - 天正19年(1591年)
7月9日 小姫が世を去る
8月5日 鶴松が世を去る - 文禄2年(1593年)
4月 小姫を祀る霊社が大坂城内に造営される
終わりに
今回は出戻ってきたあさひの身代わりに徳川家へ輿入れした小姫の生涯をたどってきました。
それにしても、秀吉はつくづく子供に縁がないのか、養子にとった子たちもその多くが夭折しています。
果たして大河ドラマ「豊臣兄弟!」に小姫は登場するのか、今後も展開を見守っていきましょう。
大河「豊臣兄弟!」の話題に関しては、こちらの記事もぜひご覧ください。
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※参考文献:
- 福田千鶴『淀殿 われ太閤の妻となりて』ミネルヴァ書房、2007年1月
- 福田千鶴『江の生涯』中央公論新社、2010年11月
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