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朝ドラ『風、薫る』虎太郎(小林虎之介)が再登場!『立身出世』を夢見る明治社会の若者群の象徴か

朝ドラ『風、薫る』虎太郎(小林虎之介)が再登場!『立身出世』を夢見る明治社会の若者群の象徴か:5ページ目

立身出世を目指す男VS夢を追う男

さて、虎太郎とシマケン(佐野昌哉)が遭遇し、りんを巡る男性関係も新しい局面を迎えました。お互い、挨拶と自己紹介を交わしましたが心中穏やかではない様子です。

「小説家を目指している」というシマケンにライバル意識を燃やす虎太郎。静かにバチバチと炎が散っていました。

原案小説によると、大関和は看護婦としての仕事や女性の地位向上のための活動に邁進して、恋愛や再婚に興味がなかったようです。

和は美人だったので医師や患者からもてたそうですが、「武家教育を受けて、その慣習のもとに嫁いだので恋愛という概念がなかった」そう。

30代中頃、ある男性と近しい関係になるも、相手の女性遍歴を知り別れます。キリスト教の「一夫一婦制」が理想夫婦のあるべき姿の和にとっては、元夫のように女遊びをする男は論外だったでしょう。その後、生涯再婚はしていません。

ドラマでは、シマケン、虎太郎のどちらかと結ばれるという結末はないかも。

恋愛関係として結ばれなくても、シマケンは新聞や小説など「ペンの力」で、虎太郎は「医療の力」でりんの人生をサポートしていく……そんな展開になるのでしょうか。

今後の、虎太郎の謎が解明されどのような展開になっていくのか楽しみです。

参考:
中外製薬「くすり研究の歴史」
野村ホールディンングス・日本経済新聞「お金の歴史雑学コラム」
『明治のナイチンゲール 大関和物語』(中公文庫)田中ひかる

 

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