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“頑固一徹”の語源に!織田信長の褒美を拒否した頑固者・稲葉一鉄「豊臣兄弟!」に登場の美濃三人衆の実像

“頑固一徹”の語源に!織田信長の褒美を拒否した頑固者・稲葉一鉄「豊臣兄弟!」に登場の美濃三人衆の実像:2ページ目

 
2026/04/05

単なる無骨者ではなかった一鉄

一鉄は、頑固さゆえに無骨者と思われがちですが、高い教養も兼ね備えた人物でした。

それが際立つのが、天正2年(1574年)の出来事です。
織田信長は一鉄に関する讒言を受け、茶会の席で暗殺を企てます。

事態を察した一鉄は、床に置かれていた虚堂智愚(きどう-ちぐ)の墨蹟を読み下し、自らの無実を訴えました。

一鉄の学識の高さと対応に信長は感銘を受け、一鉄の無実を認めたと伝えられています。

幼少期に僧として、快川紹喜(かいせん-じょうき)のもとで学んだ経験がここで活きたのでしょう。

信長から絶大な信頼を置かれた一鉄

先の一件以降、一鉄は信長から一層一目置かれる存在となります。

それをよく表しているのが、天正3年(1575)の出来事です。
上洛を終えた信長は、通常であれば岐阜へ戻るところを、あえて一鉄のもとを訪ねました。

突然の訪問に、一鉄は孫たちに能を舞わせて応じます。
それを見た信長は大いに喜び、帯刀していた刀を褒美として与えました

また、一鉄が無断で出家したことで信長の怒りを買い、謹慎処分となったこともあります。
それでも一鉄自らが挨拶に赴いたことで、関係が修復したツンデレなエピソードもあることから、信長が一鉄を深く信頼していたことがうかがえます。

頑固さだけではなく、その奥にあった教養と武勇こそが、信長に重用された理由だったと考えられます。

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