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【豊臣兄弟!】直の願いは生き続ける…小一郎が誓った“直が見たかった世”は「平和令」の伏線か

【豊臣兄弟!】直の願いは生き続ける…小一郎が誓った“直が見たかった世”は「平和令」の伏線か:4ページ目

「みんなが幸せになるんが一番じゃろ」の原点に戻る

初回『二匹の猿』が思い出されます。

百姓の信吉(若林時英)と源太(高尾悠希)が種籾で揉めているとき、両方の言い分を聞き、二人とも納得する案を出して仲裁し「みんなが幸せになるんが一番じゃろ」と言っていた小一郎の姿を。

根本的にそういう人だからこそ、直は一緒に村を出てきたのでしょう。

「無駄な殺し合いは無くすことができる」と、小一郎のような主張をすると、「バカバカしい。そんな世など来るわけがなかろう」と、喜左衛門のように返す意見の人もいるものです。

無駄な殺し合いのない世を小一郎が作ることに500文を賭けた直と、できないほうに賭けた父。けれども、実際に直は、その「無駄な殺し合い」がある世の中のために命を奪われました。

為政者が村の統治機構を満足にせず、地域の安全が確保されていない状況に目を向けなかったせいで。

喜左衛門も、最愛の娘が殺され、彼女の願いがどれほど重要なことだったのか、身に沁みて感じたのでしょう。

直の思いは、世界中で戦いや争いが起こり国内でも殺人や事件が起こる現代にも通じますね。

直への誓いはのちの「平和令」への布石か!?

岐阜城から、眼下に広がる景色を見ながら、直に「強うなって、お前の見たかった世を作ってみせる」と誓う小一郎。「無駄な殺し合い」はせずに、皆が円満に解決できるような世の中を。

「小一郎なら、きっとそう言うと思った」と、背中を押す直の幻。

この先、もし自分を見失いそうになっても、きっと小一郎はこの時のことを思い出し初心に戻り、「直への誓い」を思い出すことでしょう。

豊臣秀長となり豊臣政権を支える重要なポジションになっても、この時の約束を絶対に忘れないで欲しいと思いました。

前回、農民の争いで殺された直の事件が「刀狩り」へと繋がったかもというストーリーの推測をご紹介しました。

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今回「直が見たかった『無駄な殺し合いがない世の中を作る』という誓い」は、小一郎の中にずっと息づいていて、刀狩令のほかにも大名間の紛争を禁止する「惣無事令」「喧嘩停止令」「海賊停止令」など、「平和令」と総称されていた私闘を禁止する法令を多く布告することに……そんなストーリー展開になる、布石なのかも。

いずれにしても、小一郎の中には直は存在し続けていくことでしょう。

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