『豊臣兄弟!』直(白石聖)の孤独と別れの予感…“家族の輪”に入れなかった直は豊臣秀長の原点だった:4ページ目
「豊臣家族」の“輪”に入れなかった直
藤吉郎が無事に帰還して寧々にプロポーズし、ここに「豊臣家」が爆誕した場面。全員が藤吉郎と寧々を囲み嬉しそうに笑っていましたね。
けれども、直はその輪に入ることなく、家の門の前に佇んでいました。うれしそうに涙を流していましたが。
豊臣家族たちの、キラキラした輪の中に入らず、ポツンとひとりだけ距離を置いている直に、とてつもない“孤独”を感じてしまいました。(豊臣家族のハッピーオーラが輝いているだけに、直が静かに立っている姿が印象的でした。)
藤吉郎と小一郎が出世の坂道を登っていくとともに、ご飯も食べれるようになり住まい環境もグレードアップしていく家族たち。そんな出世のスタートラインにポツンと置き去りにされてしまった直。
小一郎は決して直への想いが醒めたわけではありません。城で大沢次郎左衛門に自分を斬るように伝え、覚悟を決めた時。
涙を流しながら口からでたのは「直、すまん」の言葉でした。けれども、それを、直は知りません。想いをちゃんと伝えるのがほんとうに下手な小一郎。
兄と寧々を見て満足そうにニコニコ笑っているだけではなく、直のもとに駆け寄り、「心配をかけたな」と言って抱きしめ、ついでにプロポーズをすればいいのに!小一郎よと、思ってしまいました。
