飴は日本最古の甘味料!『日本書紀』が語る神武天皇が作った「水無飴」と飴文化の歴史:3ページ目
キャンディーへの進化
明治時代に入ると、飴文化はさらに大きな転換を迎えます。欧米から製法が伝わったことで、飴は一気に近代的なキャンディーへと姿を変えました。
機械化が進み、均一な品質の飴が大量に作られるようになり、現代の飴玉の原型がここで完成します。
のど飴、ミルクキャンディー、金平糖、塩飴など、現代の私たちがお店で日常的に目にする飴の多くは、この時代以降に生まれたものです。
飴の味や風味は、原料や加工方法によって大きく変わります。甘味を強くしたもの、クリーミーなもの、塩味を加えて甘味を引き立てるものなど、飴は地域性と創意工夫がそのまま形になる食品です。
共通点としては、甘味が中心で、口に含みやすい小さな形が多いことでしょうか。
現代の飴は、単なるお菓子にとどまりません。健康志向の高まりから、ハーブを使ったのど飴や、砂糖を控えた飴が登場し、さらに果物や野菜を使った新しいタイプの飴も増えています。
飴は和菓子にも洋菓子にも応用できる柔軟な素材であり、まさに古くて新しい甘味と言えるでしょう。
参考資料:
和菓子の季節.com
大文字飴本舗
キャンディ本舗
画像:Wikipedia,photoAC