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飴は日本最古の甘味料!『日本書紀』が語る神武天皇が作った「水無飴」と飴文化の歴史

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江戸で花開いた飴文化

江戸時代は、飴が一気に大衆化した時代でした。砂糖が高級品ながらも一般社会に広まり始め、飴は完全にお菓子としての地位を確立します。

飴売りという職業が登場し、奇抜な格好で歌いながら売り歩く飴売りは、子どもたちの人気者でした。

京都の菊一文字屋や大阪の平野あめなどの名店が生まれ、江戸に伝わると下りあめと呼ばれてブランド品として扱われます。

この頃には、飴の種類も急速に増えていきます。元禄から宝永期にかけては千歳飴べっこう飴黒砂糖飴などが登場し、縁日では細工飴が売られるようになりました。

飴細工は、晒し飴に空気を吹き込み、動物や花の形に作り上げる技法で、紙芝居の客寄せが起源とされる説もあります。現代でも大道芸として親しまれているのは、皆さんご存じの通りです。

飴の魅力は、加工の自由度が高いことにあります。飴は一度液状にしてから固めるため、形も色も自在に変えることができるのです。

金太郎飴のように断面に絵柄を仕込むものや、りんご飴のように他の食品を包むものなど、飴は地域ごとに独自の発展を遂げました。

歴史が古いほど、派生形が多くなるのは自然なことです。

3ページ目 キャンディーへの進化

 

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