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『豊臣兄弟!』藤吉郎と小一郎の初恋の結末…史実から直(白石聖)と寧々(浜辺美波)の真逆の運命を辿る

『豊臣兄弟!』藤吉郎と小一郎の初恋の結末…史実から直(白石聖)と寧々(浜辺美波)の真逆の運命を辿る:4ページ目

“戦国のファーストレディー”として上り詰めていく寧々

 

一方、兄・藤吉郎の初恋の相手は、寧々(のちの北政所)。のちに豊臣政権の正室となり、「天下人の妻」として名を残すこの女性のストーリーは、ここで出自を紹介するまでもないほどあまりにも有名です。

公式サイトの紹介文では

〜夫の秀吉とともに天下人への階段を昇りつめる〜
豊臣秀吉の正妻。秀吉が関白に就任したのちは北政所と称される。負けず嫌いの性格で、夫の秀吉とともに出世街道を駆け抜ける。やがて庶民の娘から“戦国のファーストレディ”へと昇りつめる。

けれども、寧々は、最初から特別な存在だったわけではありません。

初回でも描かれていたように、若き日の秀吉は、身分も財産もなく、将来の保証などどこにもない男。けれども、そんな秀吉の将来性を、寧々は早くから見抜いていたようです。

ドラマの中では、気軽に藤吉郎と小一郎とともに茶店で団子を美味しそうに頬張り、小一郎に「藤吉郎さんにはいつも励まされております」と屈託なく言う寧々。

「励ます?」と小一郎が聞き返すと

「だって、みんなにどんなにひどいことを言われても平気で笑っているんですもの。私も見習わなきゃなと思います。」と、「そこ?」と思うような返しをする、お茶目な寧々。

「わしなんか見習ってもしょうがない。寧々さまは見た目も中身もお美しいのじゃから」という藤吉郎に、「そんな〜」と否定したり遠慮したりせず、

「そうやってお殿様にも取り入ったのでしょう?だまされませんよ!」と、即座に軽妙な憎まれ口を返すところが、藤吉郎にぴったりだなという印象でした。

調子がよくておおらかに笑っていている藤吉郎の、心の奥にある野心や人を惹きつける不思議な力をわかっていたのでしょう。もしかしたら、小一郎が感じた兄の「恐ろしさ」の部分すら本能で察知し、魅力に思ったのかもしれません。

5ページ目 寧々は秀吉にとって「最後まで失わなかった存在」

 

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