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これが本当の明治期の日本!「古写真」でよみがえる幕末の面影が残る庶民のリアルな暮らし【後編】

これが本当の明治期の日本!「古写真」でよみがえる幕末の面影が残る庶民のリアルな暮らし【後編】

以前Japaaanの記事で、幕末〜明治期の日本の写真家、「T・エナミ」や「玉村 康三郎」が撮影した古写真を多数紹介しました。

これが本当の幕末〜明治!「古写真」でよみがえる当時の庶民たちのリアルな光景の数々【前編】

幕末〜明治時代初期に撮影された古写真には江戸時代の面影が色濃く残るものもあり、当時の日本の姿を知る上でとても貴重な資料となります。それらの古写真は、フェリーチェ・ ベアトを始めとする海外の写真家によ…

これが本当の幕末〜明治期の日本!「古写真」で100年以上前のリアルな日常がよみがえる【中編】

江戸時代に撮影された写真は現存するものがとても少ないですが、文明開化の明治時代に入ると、西洋からの写真技術が日本に多く伝わってきます。その影響もあり、明治初期から日本人の写真家も徐々に増えていきまし…

今回は、ニューヨーク公立図書館でデジタライズされた膨大なコレクションの中から素敵なコレクションの一つをご紹介します。

ニューヨーク公立図書館のThe New York Public Library Digital Collectionsには写真黎明期の作品が多数ストックされているのですが、明治期の日本の風景を収めた写真も多数収蔵されています。

収蔵されている、日本の景色を集めたコレクション「Photographs of Japan」は、1890年代から1900年代にかけて日本国内各地で撮影された作品が110点が掲載されています。

明治後期に撮影された風景のモノクロ写真に手描きで着色された光景はどれも美しいものばかり。明治時代を生きていない我々からすると、江戸時代の写真と言われても気づかないような、とても歴史を感じる風景ですね。

こちらのコレクションには当時の人々の暮らしの一場面も数多く収められています。外国人視点から眺めた日本の姿なのでしょうか。日本人にとってはさほど珍しくはない光景もその一瞬を切り取られ、歴史的にも貴重な資料となっています。

いつまでも眺めていたくなる美しい写真の一部をお楽しみください。

2ページ目 コレクション「Photographs of Japan」次のページ→

 

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