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江戸文学『東海道中膝栗毛』実は男同士の駆け落ちもの?タイトルの意味や内容をわかりやすく紹介

江戸文学『東海道中膝栗毛』実は男同士の駆け落ちもの?タイトルの意味や内容をわかりやすく紹介:2ページ目

『東海道中膝栗毛』の旅程

弥次喜多コンビが江戸を出発し、伊勢参りを果たすまでは、このような旅程となっています。

  • 1日目 江戸品川〜戸塚(約35キロ)
  • 2日目 戸塚〜小田原(約41キロ)
  • 3日目 小田原〜三島(約34キロ)
  • 4日目 三島〜蒲原(約30キロ)
  • 5日目 蒲原〜府中(約30キロ)
  • 6日目 府中〜岡部(約13キロ)
  • 7日目 岡部〜日坂(約27キロ)
  • 8日目 日坂〜浜松(約38キロ)
  • 9日目 浜松〜赤坂(約49キロ)
  • 10日目 赤坂〜宮(約50キロ)
  • 11日目 宮〜四日市(約36キロ)
  • 12日目 四日市〜松坂(約48キロ)
  • 13日目 松坂〜伊勢山田(約23キロ)

※距離は参考程度にお願いします。

江戸を出てから13日目に神宮のある伊勢山田へ到着しました。

14日目以降(日程は記載なし)は神宮へ参拝してから大和経由で京都・大坂見物。そして大坂を出発する場面で本編は終わっています。

作者の十返舎一九は実際に取材を行い(全てではないにせよ)、名所や名物だけでなく、現地の文化や習慣などを織り交ぜながら紹介。

江戸っ子が旅に出たら、どんな経験をするのだろうか?文化のギャップはどれほどだろうか?

この疑似体験が大いに人気を呼び、彼の代表作となったのでした。

3ページ目 『東海道中膝栗毛』タイトルの意味

 

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