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『べらぼう』闇堕ちの誰袖…蔦重と意次が決意の”仇討ち”。怒涛の展開に視聴者胸アツ!

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『手拭合(たなぐいあわせ)』とはどんな本?

意次の心意気にふれて自分も「仇討ち」を決意し、てい(橋本愛)と「お口巾着」の約束をした蔦重。おていさんも、段々と耕書堂のノリに乗ってきました。今後二人がより夫婦らしくなっていくのを楽しみにしています。

そこへ北尾政演がいつものテンションで企画を持ち込んできました。名づけて『手拭合』。要するに「手拭のデザイン集をクラウドファンディング(入銀)で出版するので、出資してくれませんか?」と言ったところでしょうか。

蔦重はデザイン案の一ページ、暖簾の隙間から男がのぞき込んでいるデザインを手に取り、何かをひらめきました。

「こいつなら、できるかも知んねぇ」「もう一度あいつを、笑わせられるかも知んねぇ」

セリフの主語が「仇討ち」であることは、言うまでもないでしょう。蔦重の両脇で、おていさんと政演はいぶかしがっていますが……。

消息を絶った平秩東作

意次から宣戦布告を受けた一橋治済は、さっそく手を打ちました。その狙いはもちろん「蝦夷地の上知阻止」です。

先に松前家の勘定所で下働きをしていた善吉(ガリベンズ矢野)を暗殺、続いて平秩東作(木村了)にも魔手を伸ばしました。

東作が営んでいた煙草屋は焼き討ちに遭い、本人も行方不明とのことです。史実では寛政元年(1789年)まで生きているので、まだ当分は死なないはずですが……気になりますね。

※病死なので、暗殺(毒殺?)された扱いになるかも知れません。

第29回放送「江戸生蔦屋仇討(えどうまれ つたやのあだうち)」

蔦重(横浜流星)は政演(古川雄大)が持ち込んだ絵を使い黄表紙を作りたいと戯作者たちに提案する。鶴屋(風間俊介)は大当たりを条件に、京伝(政演)を貸すと申し出る。

※NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。

筆は刀よりも強し……そんなキャプションで幕を開ける次回予告。サブタイトルからしても、蔦重が『手拭合』を武器に「仇討ち」を仕掛ける展開が予想されます。

予告では「殴られるわ、蹴られるわで」と、芝居だったり喧嘩だったり何やら殴っていますが、一体何があったのでしょうか。

また「ひょんなことから……」が繰り返され、こちらもキーワードとなりそうです。

果たして次週はどんな「そうきたか!」で視聴者を驚かせてくれるのか、期待と覚悟を胸に待ち構えましょう!

【べらぼう】ついに蔦重の”仇討ち”始動…次回8月3日放送のあらすじ&場面写真、相関図が公開

NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」、8月3日(日)放送予定の第29話「江戸生蔦屋仇討(えどうまれつたやのあだうち)」の予告、場面写真が公開されました。大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄…
 

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