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友禅染の名品たちを堪能!展覧会「華麗にして繊細 友禅染の神髄 -丸紅コレクションの友禅染-」が開催

友禅染の名品たちを堪能!展覧会「華麗にして繊細 友禅染の神髄 -丸紅コレクションの友禅染-」が開催

丸紅ギャラリーにて「華麗にして繊細 友禅染の神髄 -丸紅コレクションの友禅染-」が開催されます。

友禅染は江戸時代17世紀末に生まれた染色技法で、それまで一般的な染色技法だった絞り染を中心とする技法に比べて、はるかに多色で繊細な表現を可能にしたことで、町人女性の小袖を豊かに彩りました。

18世紀にその盛期を迎えた友禅染は、明治時代以降に合成染料を用いた新しい色彩と技術が反映され、大正・昭和と変化しつつ歴史を重ねていきました。また、友禅染は京都を中心に発達し、京都からその技法が伝わった金沢においては、技術の極みともいえる友禅染掛幅(かけふく)(※)が誕生しました。
(※)床の間などに掛けて鑑賞する絵や書のことを指し、掛軸の別称。

そして、明治以降は「加賀友禅」の名で伝統的工芸品としても定着しています。本展では、丸紅コレクションを中心とした江戸時代の友禅染の名品である、小袖や友禅染掛幅、昭和時代の友禅作家によって制作された作品を展示します。

本展について

2024年1月の能登半島地震後、丸紅とほくほくFGは共同でボランティアを派遣。本展は、さらなる支援として両社が共同で開催する展覧会です。丸紅が運営する丸紅ギャラリーでは本展を、ほくほくFG傘下の株式会社北陸銀行が設置した美術館ギャルリ・ミレーにて「文化を紡ぐ能登復興支援展~北陸からのメッセージ~」展をそれぞれ開催します。なお、両展ともに展覧会の入館料は能登半島地震復興支援に全額寄付します。

展覧会「華麗にして繊細 友禅染の神髄 -丸紅コレクションの友禅染-」は、2025年8月5日(火)~9月25日(木)の期間、東京・丸紅ギャラリーで開催されます。

 
 

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