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国芳、広重、暁斎らが描いた”ネコたちが主役”の浮世絵展『Ukiyo-e 猫百科 ごろごろまるまるネコづくし』開催!

国芳、広重、暁斎らが描いた”ネコたちが主役”の浮世絵展『Ukiyo-e 猫百科 ごろごろまるまるネコづくし』開催!

猫好きさんはぜひチェックしてもらいたい!

”猫たちが主役”の展覧会『Ukiyo-e 猫百科 ごろごろまるまるネコづくし』が開催されます。

本展では大の猫好き浮世絵師・歌川国芳をはじめとする浮世絵版画をとおして、猫の生き方や歴史、人との関わりを「猫あるある」を交えて紹介されます。

浮世絵版画に描かれる猫たちは、爪とぎをしたり、大きくのび をしたりと「猫らしい」姿を見せてくれ、猫の生き方や 人との暮らしのあり方が見えてきます。

河鍋暁斎《暁斎楽画[猫と鼠]》個人蔵

歌川広重、歌川国芳など江戸時代に活躍した浮世絵師から、 歌川芳藤、高橋弘明ら江戸時代後期・明治時代に活躍した浮世絵師まで、総勢 31 名による浮世絵版画を展示。

高橋弘明《[白猫]》個人蔵

猫の妖怪伝説は、猫の夜の行動や野性的で従順ではない性質などから生まれました。化け猫や猫又など、「かわいさ」だけではない猫の姿がうかがえます。

歌川国芳《猫の百面相[またたび 荒獅子男之助ほか]》 渡邊木版美術画舗蔵

また、猫は擬人化も盛んに描かれています。歌舞伎役者に化けたかのような「猫役者絵」をはじめ、三味線けいこに興じる猫、町で商いをする姿など様々に「猫キャラ化」した町人が描かれました。

体を丸めたり毛づくろいをしたりと猫らしい仕草やにんまり笑った人間味ある表情、
ちょっと怖い化け猫、擬人化されたユーモラスな猫…私たちを惹きつけてやまない、奥深い猫の魅力が堪能できそう。

展覧会『Ukiyo-e 猫百科 ごろごろまるまるネコづくし』は、2025 年 7 月 19 日(土)~ 9 月 2 日(火)の期間、そごう美術館で開催されます。

 

 

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