諸説ある平賀源内(安田顕)の最期を紹介。孤独と狂気にハメられた天才…【大河べらぼう】第16回放送レビュー:4ページ目
平賀源内の死後
獄死した源内先生の遺体を引き取れず、仮の土饅頭をこしらえた蔦重たち。須原屋市兵衛(里見浩太朗)と共に、その遺志を受け継いでいく決意を固めました。
嗟非常人 好非常事 行是非常 何非常死
【読み】ああ常に非(あら)ざる人よ、常に非ざることを好み、行いはこれ常に非ざりき。なんぞ常に非ざりて死するや。
平賀源内の死を悼んだ杉田玄白(山中聡)はこの辞を送り、また遺体はかつての相棒・平秩東作(木村了)が引き取ったと言います。心無い中傷を浴びせられた一方で、こうした友も確かにいたのです。
また平賀源内には生存説も伝わっており、故郷の高松藩や田沼意次に匿われ、天寿を全うしたとも噂されました。
きっとどこかで、面白いことをやらかしてくれるはず……そんな期待をさせてくれるのが、我らの源内先生です。
第17回放送「乱れ咲き往来の桜」は5月4日(日)放送!
次週はお休み、第17回放送は再来週5月に入ってのお楽しみとのこと。
源内先生の死を乗り越えて、物語は新たな舞台へ。
「わからねぇなら、楽しいように考えるのが俺の流儀」
これからも数々の難問が降りかかってくるでしょうが、視聴者と共に乗り越えていけるはずです。
気づけば1年の1/3が終わってしまいましたが、まだまだ見どころ多彩な大河べらぼう、5月も楽しみですね!

