はじまりは約400年前!?戦費調達や戦後復興にも使われた、知られざる「宝くじ」の歴史トリビア:2ページ目
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第2次世界大戦末期に復活
国が公認した宝くじが復活したのは、第二次世界大戦末期でした。財政状況が悪く、戦費調達のため、1945年の7月に発売。1枚10円(1等10万円)の「勝札(かちふだ)」2,000万枚が売られました。「勝札買って、飛行機を」といったキャッチフレーズが使われていたとか。
しかし、くじの抽選日は8月25日。8月15日に終戦を迎えているため、人々は皮肉を込めて「負札(まけふだ)」と呼んだそうです。
戦後復興にも使われた
戦後は、復興のためにも宝くじが使われました。戦災復興資金を集めるために、名前も「勝札」から「宝くじ」へと変更。戦後、疲弊していた人々の「生きる希望」として定着していったと言われています。
いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
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