【光る君へ】まひろの最期(紫式部の没年)はいつ?いまだ決着がつかない諸説を一挙紹介!:2ページ目
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藤原道長より前か?後か?
藤式部の没年については結局分からないため、大河ドラマ「光る君へ」のエンディングを予想したいと思います。
道長が万寿4年(1027年)に亡くなっているため、まひろが道長の腕に抱かれて亡くなるのか、あるいは道長の死を見届けるのかによって大きく変わるでしょう。
かつて劇中で「あなたを生涯見届けます」なんて言っていたのは、まひろが死ぬまで道長を見届けるのか、まひろが道長を死まで見届けるのか。
人生が言った通りになるなんて思いませんが、果たして脚本家がどっちにしたいのかを予想することになります。
あくまで予想ですが、まひろが道長の腕に抱かれて世を去り、道長は二人の妻(源倫子・源明子)より報復を受けて後を追う……そんな展開でしょうか。
もうガイドブックがでているので、それを読めば分かる話ですが、あえて読んでいません。
皆さんは、どんな結末を予想していますか?あるいはお望みですか?
その通りになるか、最後まで楽しみに見届けましょう!
※参考文献:
- 今井源衛『今井源衛著作集 3 紫式部の生涯』笠間書院、2003年7月
- 上原作和『紫式部伝 平安王朝百年を見つめた生涯』勉誠社、2023年10月
- 岡一男『増訂 源氏物語の基礎的研究 紫式部の生涯と作品』東京堂出版、1966年8月
- 倉本一宏『紫式部と藤原道長』講談社現代新書、2023年9月
- 角田文衞『紫式部伝 その生涯と『源氏物語』』法藏館、2007年1月
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