道長ついに闇堕ち!今後は欲望のままに変貌…?大河ドラマ「光る君へ」第38回放送(10月6日)振り返り!:4ページ目
大河ドラマには何人登場する?道長の子供たち
藤原道長は、確認できる限りで3人の女性に13人の子供を生ませました。
ドラマの中でちょいちょい名前が出てきて混乱しつつあると思うので、ここで整理しておきましょう。
倫子との子供たち
- 母:源倫子/康保元年(964年)生
- 長女:藤原彰子/永延2年(988年)生、22歳 演:見上愛
- 長男:藤原頼通/正暦3年(992年)生、18歳 演:渡邊圭祐
- 次女:藤原妍子/正暦5年(994年)生、16歳 演:倉沢杏菜
- 五男:藤原教通/長徳2年(996年)生、14歳 演:吉田隼
- 四女:藤原威子/長保元年(999年)生、11歳 演:栢森舞輝
- 六女:藤原嬉子/寛弘4年(1007年)生、3歳
明子との子供たち
- 母:源明子/康保2年(965年)生
- 次男:藤原頼宗/正暦4年(993年)生、17歳 演:上村海成
- 三男:藤原顕信/正暦5年(994年)生、16歳 配役未定
- 四男:藤原能信/長徳元年(995年)生、15歳 配役未定
- 三女:藤原寛子/長保元年(999年)生、11歳
- 五女:藤原尊子/長保5年(1003年)?生、7歳?
- 六男:藤原長家/寛弘2年(1005年)生、5歳
ちなみにもう一人
- 母親:源重光女(実名不詳)/生年不詳
- 七男:長信(僧侶)/長和3年(1014年)生、未誕生
※年齢は第38回放送「まぶしき闇(寛弘6年・1009年)」時点。
こうして見ると正室の倫子は女子が多く、側室の明子は男子を多く産んでいます。
一説には「明子の方が正室だったのでは?」と言われており、実は女子を産んだ数によって、次第に立場が逆転したのかも知れません。
家督を継ぐ男子は最低限必要だけど、入内させる女子はいくらでも欲しい。
まさに倫子が生んだ多くの女子たちこそ、道長に権力をつかましめたのでした。
第39回放送「とだえぬ絆」
中宮・彰子(見上愛)が二人目の皇子を出産。次期皇位をめぐり公卿たちの思惑が交錯する中、道長(柄本佑)は自身の血を引く天皇の誕生を意識し始める。そして道長と敵対していた伊周(三浦翔平)の体調悪化の噂が宮中で広まる。一方、帰省中のまひろ(吉高由里子)が久々の家族団らんを楽しんでいると、賢子(南沙良)の父親が道長であることを、惟規(高杉真宙)が為時(岸谷五朗)にバラしてしまう。真実を知った為時は…
※NHK大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより。
あぁ、為時はまひろと道長の不義密通を知らなかった設定なんですね。あるいは疑惑を感じていても、あえて言立てる必要もなかったでしょう。
為時にとって、亡き藤原宣孝(佐々木蔵之介)は無二?の親友。それを裏切った娘を果たして許せるのでしょうか。
また予告編で、まひろが「惟規……」と泣いていたので、次回は藤原惟規(高杉真宙)が亡くなる寛弘8年(1011年)まで進みそうですね。
その間に道長にとって長年の政敵であった伊周が、そして一条天皇(塩野瑛久)が……もはや道長を遮る者は、あんまりいません。
欲望のままに権力街道を突っ走る道長。それでこそ道長です。次週も楽しみに見守りましょう!